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我慢が美徳の日本人
我々日本人は、苦しい思いを重ねないと成功しないと考えている節がある。
浪花節って奴だ。

また、あくまで中流を求める傾向もある。
我慢して苦労して、ようやく人並みになれる
欲を出してはいけない
お金持ちは悪い奴が多い
夢を見ると言う行為を幼い頃から捨てられ、現実的かつ我慢が美徳のような教育を受ける。
就職してから自分に合わなくて辞めたい、仕事へ行きたくないと言う瞬間が来ても
「我慢や忍耐が足りない」
「根性や堪え性が無い」
こう言われて泣く泣く通い続けて鬱になる。

こんな人も多いと思う。
確かに人間我慢や忍耐は大事だが、「それを目的に」会社に行くのは何とも辛い話だ。
また、自分のやりたいことではないと判断しても
「やりたいことを出来る人なんて一部だけだ。仕事があるだけ幸せだろう」
と、満足の強要をさせられるケースがあったりする。
頷いてる諸君だって、このようなハラスメントを与える側の予備軍になりかねない。
自己満足って、実は乏しい力
どうもやる気が出ない、何のために働いているのかわからない→仕事を辞めたい
というループにはまるとなかなか出てこれない。

よく、夢のためにとか自分のためにとかアドバイスする人が多い。
だが自己満足という力だけでは底力は出ない。もっと大きな理由付けが必要だ。
また、何故自分は頑張っているのに成功しないのか…こんな悩みを持つ人も多い。
これも同じこと。自己満足だけでは成功できない。
魔法の力 他喜力
野球の桑田真澄やサッカー鈴木啓太といったアスリートの潜在能力を伸ばしたり、ライザップの瀬戸氏など著名人も通いつめる、メンタルトレーナー西田文郎(株式会社サンリ会長)は「他喜力」を付ける事でそういったループから抜け出せると言っている。

うまくいかない人は、自分を喜ばすことしか考えていないのです。夢を叶えて成功している人というのは、自分を喜ばすだけでなく、他人を喜ばす方法を常に研究し、それを常に実践しているから、豊かで幸せな人生を手にいれられたのです。世の中は、他人を喜ばした人が勝つ仕組みになっているのです。努力が報われない人、やりたいことがわからずに迷っている人、ストレスでいっぱいになっている人というのは、その法則を知らないから抜け出せないのです。両者の違いはたったそれだけしかありません。
すべての成功、そして幸せの根源、それが「他喜力」なのです。
他喜力とは、他人を喜ばせる力。
自分の商品を開発したり売ったりすることで世の中の人を笑顔にしたい。
自分が頑張ることで上司を男にしてあげたい。
頑張って稼いで家族や恋人をもっと幸せにしてあげたい。
誰かの為に頑張る、という軸が出来るとそれは自分にとって大きな動機付けになる。
これらは実は原始仏教の考え方にかなり似ている。他社への幸せのため、と言う動機付けは、実は自らが動機をつくってモチベーションを上げるよりも遥かに楽だったりする。ある意味一流アスリートは、モチベーションキープの為に他喜力を利用しているとも言えるのだ。それによって、「自分良し」「世間良し」「組織(所属しているチームや会社)良し」と言う、三方良しの立体構造の環境にしているのだ。
例えばもし小遣いを貯めてギターを買いたかったら、買うことを目的とせずに
「ギターを買ってあの人にあの曲を引いてあげよう」
こんな形で、あくまで誰かの為に頑張る。
これが大きな原動力となるし、不満や妬みも起こりにくい。

これが自分軸に置き換わると、急に見え方が貧しくなる。
箔を付けたいから出世したい
いい車に乗って自慢したいからお金が欲しい
偉くなりたいから社長になりたい
どうだろう。文字にすると改めて、しょぼい夢だと感じてしまう。

アスリートの起爆剤 他喜力
サッカー女子日本代表が震災があった年のワールドカップで優勝したときも
「被災地に夢を届けたかったから」優勝できた。

阪神淡路大震災の年にイチローがいたオリックスがパ・リーグで優勝出来たのも同じ理由。人々に笑顔を届けたいという気持ちだった。

自分の地位や名誉、金や欲望のためだけに頑張れるほど人は強くない。
それだけで頑張れる人は余程の図太い人。
他人を喜ばせる力を上手く使って前向きに仕事や副業に取り組みたいものだ。
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