憧れの仕事 商品企画

メーカー志望ならば誰もが憧れる、商品企画&開発職。

会社によってはマーケティング部であったり、研究開発部だったり様々であるが、自分が考えた商品を世に送り出す、とてもやりがいのある仕事である。

自分がプロデュースした商品が店頭で陳列されていたり、Amazonなどでよい口コミでも見つけたものなら感動もひとしお。

そんな商品企画&開発職になりたい人は、メーカー勤務者はもちろん、小売サービス業や商社マンなどあまた存在する。

人気の仕事なだけに、狭き門であることも事実。大抵は営業職からキャリアをスタートする人が多いのでは無いだろうか。

そんな花形とも言える職種に就くためにはどのようなアクションが必要か、元営業マンからジョブチェンジに成功して10年が経った筆者が知る限りのノウハウを伝授したいと思う。

① 今の仕事で成果を出す

↑いきなり根も葉もない事を言っていると思った人は考え直した方がいい。

筆者は売上や利益、現在の業務の範疇で成果を出せばジョブチェンジに成功するなんて嘘っぱちを伝えたいのでは無い。

商品企画、則ちマーケターに必要なスキルはズバリ「論理と感性」。

例え今、ルート営業だったとしても、クリエイティブでユニークなアクションを考えて実行できるかどうか。

例えばあなたが化粧品メーカーのルート営業だったとしたら、ノルマを課せられてるリップスティックをどう売るか。

本部のマニュアル通りに売って成果を出す?それで成果が出ても、あなたの知恵では無い。本部のマーケターの成果だ。

例えばストアのパートさんに使ってもらって感想を手書きで書いてもらう。それをラミネートしてPOP化する。サンプル譲渡と引き換えに、お店のTwitterに書きこんでもらう。

こんな風に、競合他社を出し抜く方法なんていくらでもある。

そんな人と違うアイデアを出して実行することが好きな人、普段からクリエイティブな発想力を訓練している人は、それだけで他の商品企画志望者を出し抜けているのである。

② 自己アピールする

上記のようにクリエイティブな自分になれたなら、本部からの商品説明やプロモーションプランを聞いていても、?と疑問を感じるようになるだろう。

それを放っておいたら他の営業と同じだ。

とにかく商品企画者に説明する。

提案する。現場の意見の押し付けではなく、企画部門のリサーチ結果と現場の感覚の落としどころを探る。

このようにしつこく丁寧に、商品に対して思いをぶつけていけば、必ず噂の的になる。

モノに対する執着。

これが商品企画者のコアマインドだ。

これさえあれば多少マーケティングの知識が乏しくてもやっていける。

もし商品企画系の上層部がそんなあなたを見つけたら、スカウトしたくなるに違いない。

③ 進言する

筆者のマーケターとしてのキャリアスタートは、自分で当時の社長に企画部署を作るべきだと進言したことがきっかけである。

その会社には研究開発部門はあったが、企画部門、すなわちマーケティング部門が無かった。

いや、今でも珍しく無いことで、マーケティング的な部門が無い会社は案外中小企業で多かったりする。

そういった会社で、新しく部署を立ち上げようとするようなハングリーな人は今時少ないかもしれない。

仮に部署が出来なかったとしても、プロジェクト的なものは簡単に発足されるケースもある。

筆者も企画部署が出来る前までは、そう言ったプロジェクトメンバーとして営業をしながら企画に携わっていたりした。

④ それでもダメなら転職 

商品企画者を目指すなら、内部昇格を狙うのが一番確率は高いと思う。

しかしそれが難しい場合は転職と言う手は十分ある。

30代前半までのメーカー勤務者なら可能性は大いにある。

と言うのも、マーケティング業界も人不足だったりする。

そこでメーカーとしての商流や物流を理解している人は重宝さへるし、営業の現場感覚は企画時の大きな武器になる。

もしあなたがメーカーの営業でも無い場合。

例えば販促品や広告、調査などの周辺領域に携わっている人なら即戦力になりうるので、十分転職のチャンスはあるだろう。

もし全くの畑違いの人であれば、まずはメーカー営業職からキャリアスタートしていく事が近道だろう。

マーケティング部門への転職にオススメのエージェント

筆者は転職活動時、様々なエージェントに登録し、様々な募集要件を見てきた。

商品企画職、マーケティング職基本的にメーカーの中では経営に限りなく近い部署なので、求人情報はクローズにしているケースが多い。

だから普通に検索しても出てこないと思うが、今の時代はそこそこ求人は多かったりする。

だからクローズ案件中心のエージェント型(face to faceで面談して紹介してもらうスタイル)が就活の中心になる。

リクルートエージェント

先ず、有名どころでリクルートエージェントだが、案外中小企業の案件も扱っていたりする。

筆者が見つけた案件の中では、外資系もあれば、従業員50人にも満たないような企業もあった。

裏話をすると、リクルートエージェントは、人材をスカウトする担当と企業から案件を拾ってくる担当が別れているので、案件数そのものが他の有名エージェントより多かったりする。

先ずはここに登録することで、業界の情報をゲットするのもありだと思う。

JACリクルートメント

もうひとつオススメしたいのがJACリクルートメントである。

ここは外資系だが老舗で転職支援サービスの草分け的な企業。

当然案件数も多い上に、面談も丁寧にやってくれる。

どんなキャリアプランとするか、自己アピールはどのように組み立てるのか迷っているならば、ここがオススメである。

担当者はリクナビと違って企業とエージェントと直結しているのだが、業界ごとにセグメンテーションされているので、細かい業界の裏事情を教えてくれるケースも多い。

JACリクルートメントは当然無料で利用できるので、先ず何をしたらいいかわからない場合は、上記の2企業に登録して会って話してみるだけでもその先の道が見えてくるかもしれない。

マイナビエージェント

最後に、もう一社。もし転職自体未経験ならば、マイナビエージェントが最もおすすめだ。

ここのエージェントは他の企業よりも一人一人のサポートが手厚く、面接のシュミレーションまでやってくれた。

またマイナビエージェントは、エージェントを介さない、indeedなどの使い方も伝授してくれた。

ちなみにエージェント登録は服数社するのが一般的であるので、複数社の求人を比較しながら検討してみよう。

おわりに 

商品企画。決して楽な仕事ではないし狭き門だが…

アイドルになるわけでもない。

スポーツ選手になるわけでもない。

だから自ら妄想してハードルを上げる必要なんて無い。

オランジーナと言うサントリーの炭酸飲料はご存じかと思うが、あれをプロデュースしたのは入社2年目の子である。

別に専門的な知識があったわけでも無いだろう。

そこにあったのは、恐らく熱意だけ。

想いがあれば何でも出来る。

まず一歩踏み出してみよう。